訪問販売は“悪”なのか?!
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こんにちは。
株式会社FUKURASです。
当社はこれまで15年以上、太陽光や蓄電池の販売に携わってきました。
そして長くこの業界にいると、必ず出てくる疑問があります。
「なんで太陽光って、未だに訪問販売が主流なんだろう?」
ネットで買える時代に、わざわざ家まで営業が来る。
それを“時代遅れ”だと感じる人も多いでしょう。
でも、実は理由がちゃんとあるんです。

1【商品特性】理解に“対話”が必要な商材
太陽光や蓄電池は、価格も高く、仕組みも複雑。
しかも「将来の電気代」や「補助金」「保証制度」など
“目に見えない未来の価値”を提案する商品です。
だからこそ、
チラシやネット広告の情報だけでは伝わりません。
- 今の電気代と比べて、どれくらい削減できるのか
- 家の屋根の形や向きで、どのくらい発電できるのか
- 補助金はいくら? 保証は何年?
…といった内容は、お客様の家ごとに条件が違う。
つまり、直接会ってヒアリングしながら説明しないと、本当の価値が伝わらないんです。
太陽光は“商品”ではなく“設計提案”。
だから「話して初めて売れる」説明商材なんです。

2 【消費者心理】まだ“信用不安”が根強いから
特に地方では、過去に“悪質な訪問販売”が多かった影響で、
「太陽光って怪しい」「どうせ高い」「もと取れない」というイメージが今も残っています。
その結果、
チラシやLPを見ただけでは「本当に大丈夫?」と不安になる人が多い。
だからこそ、僕らのような誠実な販売会社は、
**“訪問販売=押し売り”ではなく、“訪問販売=信用をつくる場”**に変えていく必要があります。
顔を合わせて、
地元でやっていることを伝え、
実際の実績を見せて、
安心してもらう。
訪問販売とは、本来「信用を届けるための営業」なんです。
3 【市場構造】ほとんどの人が“まだ気づいていない”から
もう一つの理由は、市場の構造です。
太陽光をつける人の多くは、
「前から興味があった」よりも「話を聞いて初めて考えた」という人。
つまり、ニーズが潜在しているんです。
ネット検索で「太陽光 秋田 見積もり」と調べる人はごく一部。
多くの人は「電気代が高いな」「太陽光ってどうなんだろう」くらいで止まっている。
訪問販売は、
そんな“まだ自分ごと化していない層”に、
気づきを与え、行動を促すきっかけをつくる手法です。
つまり、訪問販売は「売り込み」ではなく、
**“気づかせる営業=教育営業”**なんです。本当は。
4 それでも、この業界に思うこと
ただ、残念ながらこの業界にはまだ、
「太陽光は儲かる」「ビジネスモデルがいい」といった理由だけで、
本来よりもはるかに高額な価格で販売する業者が存在します。
正直、私はそういう会社が心からなくなってほしいと思っています。
なぜなら、そうした一部の悪質な販売が、
本来“人の暮らしを豊かにするための太陽光”の価値を歪めてしまうからです。
お客様が不安になり、
「太陽光は怪しい」「やめたほうがいい」と言われてしまうのは、
誠実にやっている会社にとって本当に悲しいことです。
5 FUKURASの想い
だからこそFUKURASは、
**「売る」ではなく「伝える」**ことを大切にしています。
・数字と根拠に基づいたシミュレーション
・お客様の暮らしに合わせた最適な提案
・長期保証とアフターフォローの安心
こうした“誠実さ”を積み重ねて、
一軒一軒のお客様と信頼を築いていく。
当社が本気で向き合えば、
“太陽光=押し売り”という誤解も、
必ず変えられると信じています。
太陽光は「儲けるための商品」ではなく、
「暮らしを守るためのインフラ」だ。
そういう考え方が、
当たり前になる未来を本気で目指しています。

